ただ幸せに生きているだけで [幸せの種]
朝のお散歩で、素敵なおばあさんに出逢いました。
遠目から見ても 個性的で味のある雰囲気が伝わってきます。
レインコートを着て帽子をかぶり
傘を肩の上に水平に乗せて歩いていました。
ちょっと浮世離れしている感じなんです。
まるで絵本の世界から飛び出して来たみたいに…
おばあさんは一人で小さな森の中を楽しそうにゆっくりと歩いていて
私には五感をフルに使って自分のいる場所をしっかりと感じていらっしゃるように見えました。
すれ違いざまに挨拶を交わし 少しお話をしたのですが
「この時間は最高ですね。若葉がサーッと香ってくるときもあれば
今日みたいにしっとりとしている日もあって…」と森を愛する想いがあふれていて…
すごく素敵な会話だったのです。
初めて会った方とこのように心の通ったお話ができたことや
小さな森に対する愛情あふれる想いが聞けたことがとても嬉しく(私も同じ想いなので…)
「またお会いしましょう」とお別れした後も私の心に温かな余韻が残っています。
年齢を素敵に重ねていらっしゃる方と出逢えた歓びが
今日一日を幸せなものにしてくれました。
すごく満たされたお顔をしていらしたおばあさん
自分の足でしっかりと立って生きている方の佇まいでした。
存在するだけで誰かの心に図らずして明かりを灯す人とはこういう人ではないかと思います。
ただ幸せに生きている ということがこんなにも素晴らしく
知らないうちに誰かの心に幸せの種を蒔いているのかもしれないということを
この素敵な出逢いが教えてくれました。
あのおばあさんのように素敵な年の重ね方をしたいなぁ…
また一つ素敵な目標が出来ました(^^)
雨の雫が太陽に照らされてキラキラと輝いていました 写真では表現できていないのが残念です…
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