今だから言えること [ひとりごと]
昨年の今ごろ 君は嵐の中にいたね
少しでも気を緩めたら
自分の意志とは関係なくどこかへ飛ばされてしまいそうで
神経を張りつめ 身を低くして凌いでいたよね
向かい風に押し戻されそうになっても
時々立ち止まっては足をふんばり
一歩ずつ 歩みを進めたね
そうして嵐が過ぎ去ると
ようやく君は優しいまなざしを自分に向けるようになった
そのままの自分を少しだけ受け入れ
好きになりはじめているように見えるけど
だからなのかな
今の君はとてもしなやかで
本当の優しさも強さも両方持っている
ここ一番という時は 自分の心に従い行動してる
これは今だから言えることだけど
あの時の嵐は敵じゃなかったんだね
そう思えるようになる場所まで歩みを止めずに辿り着いたこと
誇りに思っていいと思うな