ひとしずく [ひとりごと]


ちいさな雫が ポチャン・・と落ちた
湯船に伸ばした足の方で

波紋は静かに広がって
私の上半身にぶつかり 
耳では聞こえない音を立てて消えていった

たったひとしずく
だけど 決して小さくはないひとしずく

その一粒が確実に何かを生み出しているということを
何にも影響を及ぼさない現象はないということを
何度も何度も繰り返し
意外にも大きな存在感を持って伝えていた

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