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ヨセフを知る一族 [幸せの種]

今朝の出来事です。
お散歩の途中でいつものようにお気に入りの桜の樹に身体を預け
目を閉じて風のそよぎや辺りに漂うこの時期の香りを愉しんでいました。
続いて目を開け、気持いいなぁ・・・と思いながら枝葉を見上げていると
10歳ほど年上と思しき女性から「おはようございます」と声をかけられ
ハッと我にかえりました。

ご挨拶をしながら、あらら?いつから見られていたのかしら?と
一瞬気恥ずかしさを感じたのですが
(幹に背をつけて立ったまま目を閉じているといかにもアヤシイ人なので・・・)
そんな些細な事などすぐにどうでもよくなってしまいました。
なぜなら「ここ、いいですよね?私もたまに背中をくっつけて上を見上げているんですよ」と
予想もしなかった言葉が続いたからです。

桜の時期にはいつものその場所にしては沢山の人が集まり
この樹の傍でお花見を愉しんでいます。
そんな場面を見るにつけ、愛されている樹なのだなぁと嬉しく思っていたのですが
幹に背中をつけている人は今まで一度も見たことがありませんでした。
それだけに、お仲間がいた事が意外でもあり
やはり私だけではなかったのね?と何故か誇らしくもあり
大きな喜びが全身を駆け巡ったのです。
あの樹を私と同じように愛する人が居ることを
こんなにも嬉しく感じるとは今日まで思いもしませんでしたが・・・

たった一分足らずの出来事です。
ほんの二言三言、言葉を交わしただけのことなのですが
心がふわっと拡がり
お互いの境界線を越えて交流したのを感じました。

モンゴメリ著 ”赤毛のアン” シリーズの中でアンは
自分と同じ型の人のことを『ヨセフを知る一族』と表現しています。
今日声をかけて下さった方は、まさにその一族の匂いがしました。(笑)
もう二度とお目にかかることは無いかもしれませんが
それでも出逢えたことが嬉しかったです。
そして、もしも運よくまた会うことが出来たなら
その時は今日感じたことを裏付ける根拠が見つかるはずだと思っています。

今その樹は微妙に違う赤色の装飾品を沢山身に着け
風に揺れて穏やかに笑っています。


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この記事を書きながら
ふとRCサクセションの『わかってもらえるさ』の歌詞が頭に浮かびました。

”気の合う友達って沢山いるのさ
今は気づかないだけ
街ですれ違っただけでわかるようになるよ”

あ、この人きっと私と同じ型の人だ!と分かった時のあの感覚
そんな心躍る瞬間との出逢いが私は好きなのだなと
今日の出来事と重ねてこの曲を聴きながら改めて思ったのでした。




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