北鎌倉古民家ミュージアム [小旅行]
丁度一週間前のことになります。北鎌倉へ行って来ました。
建長寺の龍王殿にて龍の襖絵が期間限定で公開されているというお話を
いつも楽しく拝見しているカレイドスコープのryoさんの記事で知ったので
龍に会いに行きたいなぁと思っていたのです。 ※龍の襖絵の公開は10/21で終了しています。
するとこの日、ふいに状況が整ったので第一の目的の建長寺と明月院だけは行こうと決めて
あとは気分次第で自由に変更できるよう、何も決めずに出発しました。
北鎌倉に降り立ち、明月院の方へ歩き出して間もなくのことです。
古民家ミュージアム看板が「寄っていらっしゃいな」と早速誘いをかけて来ました。
ちょっと迷ったのですが、どうしても素通りすることが出来ず
いきなり寄り道から始まった旅となりました。(笑)
この看板に心掴まれてしまったのです^^
人形作家の安部朱美さんの作品展が開かれていました。
安部さんの人形だけは撮影ができないということだったので
看板で雰囲気だけでも・・・
3世代・4世代が一緒に暮らしていた頃の温かみのある家族
おじいちゃん・おばあちゃんの優しいまなざしに見守られて育つ子供達
お母さんに甘える男の子 上の子が下の子をおぶって遊ぶ姿
イタズラしていると容赦なく叱ってくる近所のおじちゃん・おばちゃん等・・・
昔の家族の姿やご近所・子供同士の絆をあたたかな目線で捉えた作品はとても見応えがありました。
表情がとても繊細で生き生きとしていて、素晴らしかったです。
作品に付けられたタイトルと詩のような言葉も心に響くものばかりでした。
(11月4日まで展示されています。)
こちらが玄関です。
この建物は、福井県の農家の家を解体して資材を運び
この地で多少形を変えて再び組み直したものだそうです。
(右)昔の家の中って暗かったですよね? 窓の上の部分はちょっと洋風でした。
上の写真の窓から見える庭 光がさんさんと降り注いでいました。
欄間も凝ってます
衝立や古い家具も素敵でした
この階段 落ち着いた雰囲気でとても良かったです
上りきると さらに素敵なスペースが・・・
そして、この日一番印象に残ったのはこの仏様だったのです。
いつかどこかで会ったことがあるような、あたたかみのある親しみやすいお顔に
すっかり心を掴まれてしまいました。
この美術館の館長がかつて陶芸作家現役だった頃に、ご自身で焼かれたものだそうです。
身にまとっている布のラインなどが繊細で美しく、しばらくこの場から動けませんでした。
小さな美術館なのですが とても見応えがあり、気づくと随分時間が経っていました(^^;
定期的に訪れたいと思う素敵な空間でした。
興味のある方は是非リンク先へ飛んでみて下さいね^^
http://kominka-museum.com/index.shtml
Tübingen (4) [小旅行]
今日はホーエンテュービンゲン城からネッカー川に向かう道中の景色をご紹介し
今回でTübingenの記事はおしまいです。
ここはウエディングパーティーがあったホテルの近くです。
可愛らしい建物が並ぶ一角でした。
この建物がすごく素敵でした♪
川の方に向かって下っていきます。
こんな感じの素敵な建物を見ながら歩き…
ネッカー川の上の広場に出ました。
大きな木が沢山あって和みます。
立派なプラタナスの幹はどっしりとしていて、触り心地も最高でした!
何度も幹を触ったり抱きついたりしていたら
近くで集まっていたグループの中からおじいさんがニコニコしながらやってきて
幹をさすり、次に私の頬をさすってニッコリと笑いました。
突然顔を触られたらビックリして不快な気分になっても良さそうなものですが
いやな感じはまるでなく、むしろ楽しい気持になり自然と笑みがこぼれました。
言葉は何も交わしていないのに、笑顔だけでコミュニケーションがとれた
素敵な瞬間でした(^^)
ネッカー川 対岸はプラタナス並木になっています。
プラタナス並木が続く左岸
この近くにヘルダーリンの塔があります。
船着き場の上に位置する柳の木が立派でした。
船着き場 この日はお天気がイマイチだったので
残念ながら観光客を乗せた船が動いている様子は見られませんでした。
4回にわたる長い記事にお付き合い下さりありがとうございました^^
Tübingen (3) [小旅行]
ホーエンテュービンゲン城 あまりお城っぽくない建物だなぁと思ったのですが
16世紀に一度改築されて今のような建物になったとのことでした。
お城に来る途中に上ってきた道が見えます。
左手にあるホテルではウエディングパーティーが開かれていたようで
新郎新婦を囲む人達が道に出ていました。
上から見ると屋根がみんな赤なのです。 赤い屋根ばかりの街並み、とても美しかったです。
おとぎ話の中に居るような気持になりました^^
お城の中庭への入り口 中庭側から撮ってます
ここは博物館になっています
お城の建物を中庭側から見るとこんな感じです。やっぱりお城っぽくないですよね?
実はこの建物は1812年に大学に寄贈され それ以降、大学の施設として使われているのです。
ここには考古学や文化人類学等の学部が置かれているとのことでした。
学校の施設と言われた方が私は違和感がありませんでした。(笑)
この建物に入ったところに螺旋階段があったのですが・・・
右の写真の丸で囲んだ部分に、ナチスのシンボルマークが刻まれていたのです!
こちらは印をつけていませんが、見えますでしょうか?
卍マークを見つけた時、ドキッとしてしまいました。
そして、この建物に積み重ねられた歴史を感じずにはいられませんでした。
Tübingen(2) [小旅行]
(左)シュティフト教会前の道 この時は知らなかったので写真に撮っていませんが
右手の建物手前から4つめにすごく小さく写っている濃いピンク(赤?)の建物
これはヘルマン・ヘッセが働いていた書店の建物だそうです。
(右)シュティフト教会 補強工事でしょうか?一部幕が張られています。
内部は反射してたりボケボケだったり・・・
あまりちゃんと撮れている写真がありませんでした。
何故か祭壇よりもステンドグラスと螺旋階段の美しさの方が印象に残っています。
(左)シュティフト教会近くの路地で見つけた建物の窓にはプレートが付いていました。
(右)このプレートには「ゲーテがここで吐いた」と書いてあるんです。(笑)
ゲーテがこの街を訪れたことがあるのは本当らしいのですが、これが事実かどうかは・・・?
本当だったとしても、こんなことをいつまでも後世の人々に触れ回られてはたまりませんよね?
きっとどこかで悔しがっているに違いありません。(笑)
この坂道を登ってホーエンテュービンゲン城に向かいます。
途中、素敵な扉を見つけました♪
中がとても気になりましたが、あまりジロジロ見るわけにもいかず・・・
城門 車がやたら多くて驚きました お城の脇には素敵なおうちが♪
この門をくぐって・・・ 明日はお城をご紹介します^^
Tübingen (1) [小旅行]
お盆休みに入りましたね。
秋の気配が日に日に色濃く感じられるようになりましたが
まだまだ日中は暑いです。
数日前から、シェシェシェシェー シャカシャカシャカシャカーと鳴くセミと
(名前が分からない…^^:)
ミンミンゼミの声がよく聞こえるようになりました。
でも、きっとあっと言う間に秋ですね。
残りの夏の日々を思い思いに楽しめますように・・・☆
さて、今週は先日ご紹介した ”ヘルダーリンの塔”のある
テュービンゲンで撮影した写真を少しずつUPして行こうと思います。
あまり詳しくは説明できませんが、お楽しみ頂ければ幸いです^^
ネッカー川 水は茶色く濁っていました。
上段左:小舟が停まっているあたりにヘルダーリンの塔があります。
ここは学生の街 学生がお小遣い稼ぎに観光客に小舟での川下りを提供しているらしいです。
素敵な建物が沢山あって、一々感動してキョロキョロしてしまいます。(笑)
(左)右から二番目の建物には綺麗な絵が・・・ ここはチョコレート屋さんでした♪
この左側の建物、上に行くほど前にせり出しているの分かりますか?
正面に市庁舎の建物が見えています。
ここは市庁舎のあるマルクト広場 旧市街の中心です。
左:右から二番目の建物も上に行くほど前にせり出しています。
きっと何か意味があるのでしょうね。
(左)市庁舎です。絵がびっしりと描かれています。
旧市街では一番古い建物で1400年代に建てられたのだそうです。
3階部分は1500年代になってから建て増しされたのだとか…
屋根の部分の時計は、月の満ち欠けや日・月食も表す古い時代の天文時計。
現役で動いています。
(右)雨樋の近くに付いていた飾り お守りの一種でしょうか?
市庁舎を横から見るとこんな感じです。
ヘルダーリンの塔 [小旅行]
↓ここは、私のプロフィール画像に使っている絵が描かれていた場所です。
先日、この絵についてコメント欄で質問を受けました。
これは、ドイツに住む友人に日帰りで連れて行ってもらった
テュービンゲンという街で出逢った落書きを撮ったものなのですが
落書きされていた建物の近くにパラソルがあったので
てっきり夜から開店するレストランの壁に描かれていたものと思い込んでいて
そのようにお返事したのです。
しかしお返事をした後で扉の脇のプレートの文字を検索してみたら
ここはレストランではないということが分かりました。
では、本当は何だったのかと言いますと
詩人のヘルダーリンが30代で精神に異常をきたした後
死ぬまでこもっていた家なのでした。
”ヘルダーリンの塔”と呼ばれる有名な場所のようです。
自分が思っていたのとまるで違う場所だったので驚いてしまいました。
間違ったことをコメントのお返事で書いてしまったので、この記事にて訂正いたします。
この黄色い建物が ”ヘルダーリンの塔” です。
ここにも写っているパラソルが、あの絵の近くにあったものです。
テュービンゲンは木組みのカラフルな建物が立ち並ぶ美しい街です。
こんな建物にも心を掴まれました(^^)♪
新江ノ島水族館 [小旅行]
今日は海の日にふさわしく、一段と暑い一日でしたね。
少しだけ、目から涼んで頂けたら嬉しいです(^^)
尻尾を振っている後ろ姿が可愛いかったです♪
この水族館のイルカのプールは素晴らしいです!
解放感のある場所で、横からも上からもイルカを見ることが出来るので
イルカが身近に感じられます。
まだここを知らなかった頃、イルカに会いたくてわざわざ下田まで行ってしまいました。
こんなにかぶりつきで見られるななんて・・・?と 初めて来た時は衝撃を受けました。(笑)
ちょっと地味ですが・・・
こんなお魚達にも弱いんですよね。(笑)
ただじっとしているだけなのにこの面白さ… たまりません(笑)
ここから先は全て、新江ノ島水族館の一番の見どころである相模湾大水槽です。
相模湾の自然の状態になるべく近い環境を作っているということで
魚がいくつかの層に分かれてそれぞれの場所で生活している様子を見ることが出来ます。
マイワシの群れが美しくて… この水槽の前にいると、時間の流れが変わってしまいます。
あまりよく撮れている写真が無いのですが、雰囲気だけでも楽しんで頂ければと思います^^
この週末はちょっとだけ忙しかったので、今日は一日家に居ることが出来てホッとしました(^^)
日曜日のおでかけ [小旅行]
昨日の記事でも少し触れましたが、時々小雨がパラつく曇天の日曜日
お友達と 鎌倉、鶴岡八幡宮と新江ノ島水族館へ行って来ました。
今日は鶴岡八幡宮で見て来たものをご紹介いたします^^
七夕の翌日だったので、まだお飾りが残っていて綺麗でした。
七夕用の綺麗な絵馬が特別に用意されていたようで、とても華やかです♪
2年前に強風に煽られ折れてしまったという大銀杏について説明されている看板です。
「皆様の祈りが ”頑張る大銀杏”のエネルギーになります」という言葉に共感の想いを抱き
私もそっと応援の想いを伝えて来ました。
根元がもとの位置で保全されています。 この新芽を見た時、温かいものが心に流れてきました。
何か大きな出来事が起きたとしても、必ず再生はするのだと教えてくれている様に感じたからです。
そして、大銀杏を気遣う大勢の方の祈りは確かに届いている そう思いました(^^)
この狛犬さん達がまた 私好みなのですよ♪ ユーモアたっぷりのお顔がたまりません^^
蓮池です。 何故か撮影しにくい場所にばかり花が咲いているんです(^^;
ちょっと遠い場所からカメラを構えていた私に、通りすがりの親切なおじさまが
「花ならあそこにピンクのと白いのが咲いてるから、そっちから撮った方がいいよ」
と教えて下さいました。 あたたかなお心づかいに感激しました(^^)♪
開花したばかりでしょうか? こちらは開きすぎですね
蓮の花ってどの状態がベストなのでしょうか? 勉強不足で分かっておりませんが
今回見たお花はどれもベストタイミングではなかったように思います。
別の場所で 是非とも一番良い状態で見たいものです☆
春の海 [小旅行]
5月1日、夫と江の島に行って来ました。
移動中は何度か渋滞にはまり 途中大雨にも降られましたが
着いてみれば結局夕方まで雨に降られることもなく
暑すぎず 海で過ごすにはちょうど良い天候でした。
のんびりと海を眺めたり 砂浜で遊んだり
楽しい時間を過ごして来ました。
江の島からの眺め
とても気になる雰囲気の木でした
展望台
猫さんが門柱の上で気持ちよさそうに寝てました
亀さんたちは甲羅干しです
この猫さんったら めちゃくちゃ人通りが多い参道(?)の脇で
こんなに無防備に寝ちゃってたんです?!
鎌倉高校の近くの浜辺
自然の芸術 いい形してます
自分たちのものも含めたみんなの足跡が素敵だったので…
実際はもうちょっと空も明るかったのですが カメラの技術が
きらきら輝く海面がとてもきれいでした
海って不思議です。
浜辺を素足で歩いただけで あんなに楽しい気持になれるなんて
ただ眺めているだけで あんなに満たされた気持ちになるなんて
五感をフルに使い ゆっくりと流れる心地よい時間を楽しんで来ました
移動中は何度か渋滞にはまり 途中大雨にも降られましたが
着いてみれば結局夕方まで雨に降られることもなく
暑すぎず 海で過ごすにはちょうど良い天候でした。
のんびりと海を眺めたり 砂浜で遊んだり
楽しい時間を過ごして来ました。
江の島からの眺め
とても気になる雰囲気の木でした
展望台
猫さんが門柱の上で気持ちよさそうに寝てました
亀さんたちは甲羅干しです
この猫さんったら めちゃくちゃ人通りが多い参道(?)の脇で
こんなに無防備に寝ちゃってたんです?!
鎌倉高校の近くの浜辺
自然の芸術 いい形してます
自分たちのものも含めたみんなの足跡が素敵だったので…
実際はもうちょっと空も明るかったのですが カメラの技術が
きらきら輝く海面がとてもきれいでした
海って不思議です。
浜辺を素足で歩いただけで あんなに楽しい気持になれるなんて
ただ眺めているだけで あんなに満たされた気持ちになるなんて
五感をフルに使い ゆっくりと流れる心地よい時間を楽しんで来ました